2020 1nd ビーシュリンプ水槽レイアウトコンテスト 結果発表

ビーシュリンプ

2020 2.20~2.29まで募集期間を設けたビーシュリンプ水槽レイアウトコンテストですが、当初の目標より多くの方にご参加いただき、自分の中では大成功と思っています。

これも参加者様はもちろん、協賛者様、たくさんの方々のご協力があってこその成功だと思っています。

本当にありがとうございました。

結果発表はYouTube動画にてすでに発表済みですが、審査委員長として上位入賞者様の作品について少しコメントしていきたいと思います。

※絵文字については文字化けの原因となるため、動画も含めて部分的に省いて記載させていただいております。ご了承ください。

第10位 「日常の癒し」歯車しゅりんぷ08

Total score 79pt

30cmキューブとは思わせない奥行き感が印象的な水槽です。

植栽している水草の配置も素晴らしく、水の輝きも良くエビも元気な様子が伺えます。

採点には影響しませんが、撮影技術も高く照明の使い方など、エビの撮影には相当慣れているのではないでしょうか。

第9位 「ツマツマに癒される毎日」ミカサ

Total score 82.2pt

立ち上げて間もない水槽でしょうか、コケなども出ていなく大変きれいな水槽です。

コケについては採点に影響するものではありませんが、立ち上げてからの時間の経過を想像するには必要な要素ですから、今後どのような変化を見せるかが楽しみな水槽です。

エビの様子は少しわかりにくいですが、水草の選択と流木の使い方が上手なレイアウトで、奥行き感や立体感を演出できればもっと上位を目指せると思います。

第8位 レッドビーコリドラス@まふぃ~~ん 「エベレスト、タイムアタック」

Total score 84pt

タイトルを決めてレイアウトを組んだのかレイアウトができてからタイトルを決めたかはわかりませんが、タイトルに合わせてレイアウトを組んだのだとしたら、相当のセンスの持ち主かと思います。

水草は南米ウィローモスでしょうか、レイアウトの斬新さについては審査員全員が高得点をつけていますが、1~2か月後にはもう少し繁茂してきてもっと良い状態になると想像できます。

第7位 しょう shrimp 「エビ家族の草むら探検」

Total score 86pt

オーソドックスな凹型構図ですが、中心を少しずらすなど高い技術を持っています。

水草の状態も良いことから水質の良さを伺えます。

強いて言えば、タイトルの通り草むらのように全景草を植栽したり後景との傾斜を作るともっと上位を目指せると思います。

第6位 あわ@アクア垢 「箱の中のジャングル」

Total score 89.2pt

今回の応募作品の中でトップクラスの水の良さです。

レイアウトの斬新さはもちろん、水草も生き生きとしていて非常にレベルの高い飼育技術ではないかと思います。

エビの動きも良さそうですし、今後維持していく上で非常に楽しみな水槽ですが、ミクロソリウムやボルビティスは長期維持すると比較的大型化するので、トリミングでどこまで景観を維持できるかがポイントです。

採点には影響しませんが撮影技術も高く魅せる水景を作るといった面では今回の作品中ではトップレベルです。

第5位 エビ坊主 「稚エビマシマシ」

Total score 99.8pt

45cmキューブ水槽の特性を生かした立体感のあるレイアウトです。

水の状態も良く水草も生き生きとしているため、エビの餌寄りも非常に良さそうです。

この水槽は長期に渡って爆殖状態を維持してくれるのではないでしょうか。

水草の育成やエビの飼育技術に関しては非常に高いレベルなので、レイアウトの構図にこだわれば優勝も目指せると思います。

第4位 とーむ 「エビのための夢の国」

Total score 100pt

60cm幅を最大限に活かしたレイアウトで、流木と水草のポイント的配置も非常に高いレベルです。

また、手前のブセファンドラと右奥に植栽している有茎草のバランスで奥行感を演出していて、非常に高度なレイアウト技術ですが、中央に空間を設けた凹型構図ですから左奥の後景にも背の高くなる水草を植栽するか、三角構図で左側を低くすると流木の流れも良くなり、もっと良くなるかと思います。

次回の作品を見てみたいと思うような素晴らしい作品です。

第3位 あぶらえび 「はじめての流木水槽」

Total score 111.7pt

流木の配置のセンスが非常によく、流木の荒々しい質感と柔らかなウィローモスのバランスが非常に良いレイアウトです。

単調になりやすいウィローモスのレイアウトですが、部分的にアヌビアスなどの質感の違う水草を植栽することによって見事に立体感を演出しています。

上位入賞のポイントはガラス面のソイルで、多少目詰まりしていますが、長期に渡って維持されていることが予想されることから、採点の大部分を占める飼育環境の項目について高得点を出しています。

第2位 スイラン 『蝦夷之回廊(エゾノコリドー)』〜Corridor for EZO shrimp

Total score 112.9pt

オリジナル要素は審査員全員が満点に近い点数をつけています。

水槽のレイアウトにはあまり多用しない人工物を演出の一部として見せる斬新さは、審査員としても「おそれいりました」としか言いようがありません。

通常では裏方役であるろ材などを水景の一部として使用するという、常識をあえて外したところは、非常に高い感性の持ち主と言って良いでしょう。

一見ごちゃごちゃしているように見える水景ですが、それぞれがメンテナンスしやすい方法で管理されており結果的に高得点に繋がっています。

第1位 EZONO 『稚えびの楽園グリーンだよ〜』

Total score 114.7pt

今回の作品の中で最も苦労して作り上げた作品だと思います。

垂直の壁にウィローモスを活着させると成長時に真上に伸びてしまったり下の部分は光が当たらず茶色く変色したり枯れたりしてしまうものですが、トリミングでうまくカバーして維持していたものと想像できます。

人工物を使用してうまく繁茂させていますが、背景の一部に露出している箇所があります。

制作者さんとしてはもう少し時間があれば・・・といったところでしょうか。

部分的に配殖したブセファンドラもポイントとなり非常に高いレベルのレイアウトです。

細部にこだわれば次回も優勝を狙えるのではないでしょうか。

総評

総数36作品の応募の中で上位10作品の公開を行いましたが、上位5作品は非常高いレベルでの争いとなり審査員の採点も割れたことから、誰がグランプリを受賞してもおかしくない作品だったと思います。

そして、僅かな「いいね」ポイント差で順位が変わってしまった作品もあり、「いいねポイント」については結果的に早めのエントリーが有利だったと思います。このことについては次回のコンテストまでに何らかの形で修正していく予定です。

撮影方法に関してもしっかりと水槽の枠を残して撮影している作品が上位に入賞しており、ほんの僅かな違いでも見た目の良さに影響するような結果となりました。

今回のコンテストの目的は、ビーシュリンプを飼育している方々と繋がりもっともっと盛り上げていきたいとの発想から開催させていただきました。

ヤフオクやシュリンプコンテストなど、各場面で非常に魅力的なエビが見られる一方、飼育初心者には少しハードルが高いと感じることもあると思います。

そういった面で、水槽にエビと水草が入っていれば誰でも参加できるビーシュリンプ水槽レイアウトコンテストを開催させていただきましたが、反省点もまだまだたくさんあると思いますので今後修正してより良いものを作っていきたいと思います。

少し言い訳させていただきますが、仕事の合間の作業のため帰宅後の23時から朝方までの作業となることも多く、動画の作成についてはミスもありましたがアップロード後に修正ができないのでそのままの形とさせていただき概要欄に記載させていただきました。

また、今回の入賞者様への賞品についても、協賛者様からのご協力に加えて、aki shrimpさんとローキーズ札幌店長からも無償で多数提供していただいております。

それも、みんなが楽しんでいただければとの審査員全員の思いからの賞品ですので、ここだけはご参加いただいた方皆様にお伝えしておきたいと思います。

こちらから特にお願いすることもなく積極的に宣伝してくださった参加者の皆様のおかげで、こちらの思いが通じた結果となり、結局主催者が一番楽しんでいたコンテストになりました。

本当に楽しかった。

今回のコンテストへの参加者様全員と協賛者様、それから運営に携わっていただいた審査員のお二人に、心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

 

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