ビーシュリンプは上手く飼えば殖えます。
殖えたエビは売却し設備投資や飼育用品などの維持費に回しより飼育繁殖の規模を大きくするというのが大まかなブリーダー活動の流れかと思います。
では、生体その物は買わないのか?となるとそれは全く別の次元での話しになります。
いくつかの例を上げると、他の飼育者のエビを入れて自身のエビの血の詰まりを抑制する目的が大きなウウェイトを占めているかと思いますが、その他ただ単にきれいなエビと混ぜてグレードの底上げ目的という場合もあるでしょう。
しかし、有名ブリーダーの個体を購入して選別して売却している、いわゆる転売目的の人も少なからずいるのが現状です。
転売が悪いとは思いませんが、転売目的なら店舗を構えて専門店として営業するのなら理解できます。ブリーダーを語ってる以上、繁殖もせずに転売はモラルに反することだと思います。
要するにブリーダーを語るなら自分の血統を作りましょうよってことです。飼育繁殖の知識や経験値もそうですが、まずは自分が苦労して代を重ねたエビを作る!それが最重要だと思います。
もちろん道産子海老も数年に一度ですがエビを買うことがあります。
お世話になっているお客様から頂いた代金を元に、更なる高みを目指すため、全国でも有名なブリーダーさんから高額で購入した個体と自身の維持している個体と掛け合わせたのが2015年のことです。
今のところこれが最後に購入したエビですが、繁殖と選別を繰り返しやっと人様に見せられるレベルになったかな?というのが今の「道産子海老2018」です。
今後もエビを購入する機会もあると思いますが、全ては自身の血統の保持とグレードの底上げ目的です。
今後この子達がどのように変化していくかは僕自身もわかりませんが、楽しみながらできているのでまだまだ続いていくと思います。
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