ビーシュリンプの購入先選びのポイント

昔は大きな熱帯魚店などでしか売られていなかったビーシュリンプですが、今はインターネットやオークション、ビーシュリンプ専門店もありますし、近所のホームセンターでも買うことができます。

それぞれにメリット、デメリットはありますが、これから始める方や飼育経験が浅い初心者の方向けに書いていきたいと思います。

 

目次

インターネット通販サイトやオークションでの購入

インターネットが普及した今は楽天やAmazonなどスマホでポチっと簡単にビーシュリンプが購入できます。

基本的に店頭で買うより安く買うことができますが、送料に関しては多少高くなります。生体を安全に発送することが可能な最小のサイズ「60サイズ」で最低でも800~900円程度、それに足場となる水草や、生態を入れる袋、発泡箱、季節によっては保冷剤なども必要なので、基本送料+梱包手数料合わせて500~1000円程度なら妥当な送料かと思います。

ショップによっては10000円以上で送料無料などといったサービスもあるのでそちらを検討してみるのも良いかもしれませんが、これから始めようとする人にいきなり10000円以上買い物は結構な勇気がいると思います。

charmなどの大型のネットショップは比較的安めの設定をしていますが、総合的な「広く浅く」なお店なのでビーシュリンプだけで考えるとあまりお勧めはしたくないのが本音です。

また、オークションもビーシュリンプの出品は活発に行われていて、かなりお買い得なものもあります。もちろんオークションも送料はかかりますし送料に関しては出品者が自由に決めることができるため、そんなにかかるの?なんて疑問に思うような出品者もいますし、送料込みで出品している出品者もいます。

タイミング次第では人気のない出品者だと1円で落札できるケースもあり、多少送料が高くてもトータル的に考えると安く購入できることがあります。

送料については常識的に考えると地域別の基本送料+梱包資材費200~500円程度が妥当かな?と思います。

(道産子海老はこの梱包資材費に関しては、落札してくださったお礼と考えていますので、基本送料以下で発送しています。)いつもたくさん入札してくださるので袋や発泡代くらい自分で出してます♪

ホームセンターやペットショップ、熱帯魚店での購入

広告

なんだかんだで一番安く購入できるのが俗に言う量販店かと思います。

札幌市清田区にある某大型ペットショップは北海道内でも早くからビーシュリンプの販売を行ってきましたが、現在はさほど力を入れていないのが目に見えてわかるような販売形式ですし、薄利多売の大量仕入れですから販売水槽で死亡している個体がいても放置しています。ビーシュリンプに関しては仕入れコストより維持費の方がかかるので自然と現在のようなスタイルに変わっていったのでしょうね。

生き物を扱う商売なのに、悲しいなぁ・・・15~20年前はよくお世話になりましたが、今はソイルを買いに行くくらいです。

ホームセンターも同じく薄利多売形式のスタイルでしょうが、アルバイトの兄ちゃんなんかが管理しているので飼育のアドバイスなどはほぼ期待できません。やってることといったらせいぜい仕入れ時の水合わせと死んだ個体の回収くらいでしょうから、安くても買わない方が良いかと・・・。

メリット・・・強いて言うなら買う気にならなかったと思えることでしょうか。。。

ビーシュリンプ専門店

一言でいうと「高い」です。

ただ、高いには理由があり、ブリーダーと呼ばれるビーシュリンプ飼育・繁殖のスペシャリストが長年に渡り繁殖を続けてきたビーシュリンプなので、当然マニア間では高額で取引きされる上、個人では中々購入できない個体もあります。

しかし、グレードやブリーダーの人気によって価格も変わるので、安いものだとホームセンターと変わらない金額で売られている個体もあります。

専門店ですから当然ホームセンターの店員より知識は豊富ですし、ずっとキレイな個体が買えますから、見つけた時は即買いして大丈夫かと思います。飼育に関しての質問は遠慮せずに質問攻めにするくらいでもいいかと思います。

ビーシュリンプの購入先選びのポイントまとめ

長々と書きましたが、ちょっとやそっとでへこたれない丈夫な熱帯魚と違って、ビーシュリンプは飼育環境を整えてあげないとうまく飼育できない繊細な生き物ですから、なるべく元気で売り手の知識の面でも期待してしまう部分が大きいですよね。

なので、基本的な飼育魚を購入する際と同様に、量販店などの薄利多売形式のお店より専門店の格安個体を狙うのがベストかと思います。

安い個体だと300円程度で買える個体もいますから5~10匹も買えば大体オスとメスの両方入るので繁殖も狙えます。

また、オークションも魅力的な金額で買えることもあるので積極的に参加してみても良いかもしれませんが、相手はプロではないことがほとんどですし、飼育知識などのスキルも人によるので信頼できる出品者を探すことがポイントです。

広告

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人



コメント

コメントする

目次