ビーシュリンプは月の満ち欠けにより繁殖行動を起こすことはよく知られています。
新月や満月に「抱卵の舞い」と呼ばれる脱皮したメスを探してオスが水槽内を泳ぎ回る行動です。
水槽内がエビにとって良い環境であれば自然と見られるのですが、新月や満月にしか繁殖しないのか?と言われればそうではありません。
これは道産子海老の勝手な憶測に過ぎず全く信憑性はありませんが、例えば天気が荒れた時には抱卵の舞いが見られることが良くあります。
室内の水槽の中のエビにとって外の天気などわかるはずもないのですが、自然の環境下では天候が荒れると川の水は増水し濁りが発生します。時には命に関わるほどの激流に変化することもあるでしょうし、逆に渇水気味の川だと生活する場所が拡大することもあるでしょう。
特にエビが命の危険を感じた時は、子孫を残すために真っ先に繁殖行動を起こすのではないでしょうか。
水槽内という閉鎖的な環境下でも本能的な何かで気圧の変化を察知する能力があるのではないかと思います。
冬の北海道で度々ある暴風雪。
家が壊れるんじゃないかと思うほど「ゴーゴー」と物凄い風と雪の日には必ずと言っていいほど我が家のエビは激しく舞っています。
もしこの憶測がそこそこ期待できるものであるならば、天気が荒れたタイミングで換水や照明の強弱、または水温を変化させてみたりと、環境を少し変えてみるとおもしろい結果が得られるかもしれませんね。
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