道産子海老– Author –
道産子海老
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「ビーシュリンプのグレードアップ」きれいなエビを採るには選別が重要
エビが順調に殖えてくるとやはりグレードが気になってきますよね。 そこで、良い個体とそうでもない個体の仕分けをして、柄や色の固定化を図るための選別が大変有効な作業になります。 選別にはメリットもデメリットもあるので、まずはそこから書いていきたいと思います。 【選別のメリットとデメリット】 選別の一番のメリットと言えば、や... -
「ビーシュリンプ水槽」立ち上がりの目安と苔の関係性
ビーシュリンプ水槽の立ち上げの目安として、多くの人が苔の種類や出かたを目安にしています。 アクアリウムの基礎知識として、水槽を立ち上げ濾過を回すと自然にバクテリアが繁殖しはじめて有害物質をきれいにしてくれるといわれていますが、それは目に見えないレベルでの話しであって計測器などの機械がある訳ではなく、基本的には目視での... -
「ビーシュリンプ飼育」水槽のサイズ別フィルターの選択
ビーシュリンプは個体のサイズが小さい割に大食漢で水を汚しやすい生き物なので、水槽に使用する濾過フィルターは能力が高いものを使用したいですよね。 ですが、水槽のサイズや形によっては使用できない濾過フィルターもありますし、使用できても単体では能力が足りないなどといった悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。 ここでは水... -
濾過サイクルとエビ飼育について(初心者向け記事)
ビーシュリンプに限らず、水槽内で生き物を飼育するには、対象の生物が生息する環境にできるだけ近づけてあげることが上手に飼育するコツです。 初めて水槽で生き物を飼育する方は、生息する環境といえば隠れ家や餌などに注目することが多いと思いますが、ここでいう生息環境というのは、水質であったり水温であったりと、その生き物がどのよ... -
「ビーシュリンプ飼育」アマゾニア徹底解析(改訂版)
アマゾニアを使ったビーシュリンプ水槽の立ち上げから安定期に入るまでの過程を解説します。 あくまでも自己流での立ち上げ方なので、安定するまでの期間はその時々の状況で変わります。あくまでも目安としてご参考にしていただけると幸いです。 【立ち上げ初期(~2週間)】 見た目は何の変化もありませんし、水草も成長することなく殆ど変化... -
ビーシュリンプ飼育のソイルっていろんな種類あるけど何を使えば良いの?
初めてビーシュリンプを飼育する時に一番悩むのはやはりソイルだと思います。 ですが、ソイルに関しては賛否両論あり実際どれを使えば良いか結論が出ないのが本音です。 なので実際に使って良かったと思えるソイルをご紹介します。 【】 JUN マスターソイル ネクスト HG 8L ブラック 栄養系 水草 シュリンプ 関東当日便 楽天で購入 ... -
エビのポツポツ死に対する考察
エビが死ぬ原因には様々な理由がありますが、大半はエビにとって適切な環境になっていないことでしょう。 また、エビがポツポツ落ちる頻度や落ちる個体の特徴、何かきっかけがあったのかということをよく観察することで対処のしかたも大きく変わってきます。 よくある例を紹介します。 稚エビが産まれたけどいつの間にかいなくなる 吸着系ソ... -
ご挨拶
北海道でビーシュリンプの飼育・繁殖をしている道産子海老と申します。 以前はアメブロにて記事を書いていましたが、主にシュリンプ関連の記事はサーバーを借り独自ドメインを取得し全て自分でやってみたかったので、こちらが中心になりますのでよろしくお願いいたします。
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底面フィルターの目詰まりについて
底面フィルターはシンプルな構造ながら濾過能力が高くコストパフォーマンスも良い非常に優秀な濾過システムです。 ひとつ欠点を上げるとするならば、低床に依存する濾過なので目詰まりが起こりやすいということでしょう。 リンク ビーシュリンプ飼育において最も使い勝手の良いこの底面フィルターですが、目詰まりを回避する方法はあるのでし... -
ビーシュリンプにとって良いPHの数値とは?
ビーシュリンプ飼育はphが7.0以下の酸性の水質が良いよという話はよく聞くと思いますが、なぜphが低い方が良いのかという意味を知らずに飼育している方も多いと思います。 ビーシュリンプは基本的に幅広い水質に適応する能力を持っていますが、アンモニアや亜硝酸にはめっぽう弱く、ちょっとした変化ですぐに死んでしまうこともあります。 実... -
ビーシュリンプに餌はいらない?無給餌飼育はどんな効果があるのかを解説
皆さんビーシュリンプを飼育する楽しみって何ですか? 繁殖はもちろん、餌に群がるたくさんのエビを見るのも楽しいものですよね。 ですが、餌をやらないっていう人も中にはいるんですよね。 今回は、ビーシュリンプに餌を与える場合と餌を与えない場合のそれぞれの影響を解説します。 【ビーシュリンプに餌を与えないとどうなるか?】 何も起... -
ビーシュリンプ水槽の低床(ソイル)掃除って結構大事なんです
ソイルというものは天然土壌を焼き固めたものが大半で、多少の圧力では潰れることはないのですが、水の中では水分を吸って柔らかくなったりエビが掴んだり突いたりすることで少しずつ崩れていきます。そして、その崩れた細かい粒子がソイルの目詰まりを起こしたりフィルター内に入り込み濾過槽に溜まり汚泥化させることがあります。 また、底... -
ビーシュリンプ飼育にGHとTDSは重要か?
ビーシュリンプ飼育において一番重要視しなければいけない水質についてのお話しです。 一応pHも重要といえば重要ですが、ソイルでの飼育が定番化している今、pHについてとやかく言う必要もないでしょうから今回はGHとTDSのみの解説をしたいと思います。 【GHとTDSって何?】 GHとは水中の総硬度を表す単位で、水中に溶けているミネラルやカル... -
ビーシュリンプ水槽へのCO2添加について
水草水槽にCO2を添加すると難しい水草でも美しく繁茂させることができるようになることを多くの人が知ってからかなりの年月が経ちます。 ADAの故天野氏は、まだ水草水槽にCO2を添加するのが一般的ではない時代に、CO2を入れたらきれいに育つのではないかというところに着目し、試しに水槽に炭酸水を入れてみたところ驚くほど成長速度が早くな... -
「ビーシュリンプ水槽の立ち上げ」ソイルの薄敷きが流行っている理由を探ってみる
最近僕の周りでもソイルを薄く敷いて立ち上げる方が増えてきました。 僕もソイルの薄敷きはもう5年くらい前からやっていたことはあったのですが、そういえばソイルの薄敷きに関係する記事を書いたことがあったよな?と自分の書いた記事を探してみたところ 2017年10月に書いてましたね。 https://northbeefactory.club/2017/10/21/post-268/ ... -
「ビーシュリンプの移動」失敗しないビーシュリンプの水合わせの方法を伝授
ビーシュリンプは繊細で水質などの環境変化に弱い生き物です。 というのは半分本当で半分嘘です。 確かに一般的な熱帯魚に比べて繊細で、ちょっとしたことでもすぐに死んでしまうところもありますが、水質の変化には意外と強く、少しくらいのphや水温の変化程度ではへこたれたりしませんし、水質が合わないとヒレが溶けたり白点が出たりする... -
激論!大磯砂でビーシュリンプは飼えるのか?
ビーシュリンプだけじゃなく他の観賞魚にもあると思いますが、飼育に慣れてくると人とは違うことをやりたくなることがあるんですよね。 そこで、とある掲示板で大磯砂でもビーシュリンプの飼育はできると熱弁している記事があったので、詳しく解説していきたいと思います。 【大磯砂でもビーシュリンプは飼えることは飼えるが】 大磯砂とソイ... -
ビーシュリンプの色抜けの原因って?
ビーシュリンプを飼育していると日によって色が薄くなったり濃くなったりすることがあります。 ビーシュリンプを含む甲殻類は脱皮をして成長する生き物なので、脱皮直後はまだ殻が柔らかく色も薄いのが普通です。 しかし中には赤い(黒)部分が薄くなったり、白地が部分的に透けたような感じにになったりする個体もいます。 エビの色抜けの理...