一つの水槽で1000匹まで殖やすのは非常に難しいので、60cm水槽を2~3個用意します。それぞれに30匹程度親エビを入れていけば後は勝手に殖えていきますので1年後には軽く1000匹を超えます。
こんなマニュアルどこかで見たことありませんか?
確かにこの計算式で1000匹殖やすことは可能ですが、絶好調の状態を1年間維持できる水槽が複数個あることが前提です。道産子海老も実際に年間にして1000匹くらいは出荷しているので可能だと思いますが、まずは殖やせるスキルが大前提となります。
じゃあ早く誰でも簡単に殖やせる方法を教えろくださいって?
一つの水槽では1000匹は厳しい
60cm水槽でも500匹までが限界かな?って言うのが本音です。抱卵もするし稚エビもちゃんと生まれるので殖えているのは間違いないのですが、ある一定の数まで行くと稚エビの成長速度が急激に遅くなります。
稚エビの成長速度が遅くなるということは、親エビが寿命で亡くなる頃にはまだ繁殖サイズに達していないことになるため、そこから殖えるスピードが遅くなるわけです。
では、あの手この手で色々やってみよう!ってなりますが、誰でも簡単にできる殖えやすい飼育方法をご紹介します。
水槽サイズを上げる
30cmで殖やせる人は60cmに挑戦!
60cmで上手く行ってる人は90cm!
飼育魚全般に言えることですが、大きな水槽で飼育すれば成長も早くより大きな個体になりやすく、エビにも同じことが言えます。(僕も幼少期に広いお家で生活していればもう少し背が高くなったかもしれません!)
90cmで爆殖中の人は120cmではなく90cmもう一本!
ビーシュリンプに限っては90cmまでがベストだと思います。120cm位になると換水や濾過のメンテなどが非常に大変になっていきますし水深もかなり深いので大変!
大型水槽はやっぱり古代魚とか飼った方が良いですよ、たぶん。
餌をたくさん与える
やらないよりやった方が早く成長します。限界に挑戦!
少量の餌でもてべ切れないようでは成長速度以前の問題ですから環境づくりから改善しなきゃなりません。
水温を上げる
20℃と25℃では成長速度が全然違います。当然高い方が代謝が上がるので成長速度も速くなり成熟するのが早くなる傾向にあります。
ただ、低温には強くても高温にはめっぽう弱いエビですから28℃以上は危険です。
換水の頻度を上げる
これもエビの代謝を上げる要素があるので効果的ではありますが、吸着系ソイルの場合はブレイクが早く来てしまう可能性も・・・
アマゾニアでやりましょ♪
小さなことはいちいち気にするな
朝起きたら一匹☆に・・・一匹死んでも一匹殖えればトントンですし、メス一匹が生む卵は二つ以下なんてことは絶対にありえません。気にしすぎて闇雲に添加剤を入れたり、水質のいじりすぎは逆に大量死を招きます。
知り合いにプラナリアが湧くたびにリセットしている人がいますが、何度も全滅しています。プラナリアが悪さをすることはめったにありませんので、プラナリアよりエビの活性に注目です。
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