稚エビの生存率を格段に上げる方法はサテライト一択

ノーマルビーだとあまり差は感じないと思いますが、シャドーなど成長が遅く産まれる稚エビの数もそう多くない種類のエビは、稚エビが孵化するまでサテライトで親エビを隔離しておくと良いでしょう。

稚エビが孵化したら親エビはすぐに水槽に戻します。産まれた稚エビは5mm程度に成長すれば水槽に戻して大丈夫です。個体差もありますが期間にして2~3週間ってところでしょう。

デリケートな種類のエビほど効果は高く水槽内での自然孵化飼育より3~4割は多く稚エビを残せます。それでも稚エビの残りが悪い場合は、違う問題があるのでまずはそちらを疑った方が良いでしょう。

産まれた稚エビは長くサテライトに入れていても特に問題はありませんが、1cmを超える辺りから成長速度が急激に落ちます。

エビは年齢による成熟はなく個体の成長による成熟なので、大きくしないと繁殖しません。

より殖やしたい場合はある程度成長したら水槽に戻すのが重要です。エビの成長率は個体一匹に対する水槽の底面積に比例するのでより広い方が成長は早くなります。

サテライトがなぜ生存率を上げるかはっきりとした根拠はありませんが、おそらく稚エビの成長を邪魔するものが無いからだと思っています。頻繁に脱皮する稚エビは水槽内で親エビと一緒に飼育していれば脱皮直後の動けない状態では餌と認識されてしまうでしょうし、親エビが何てことない水流でも流されて弱ってしまうこともあるでしょう。

餓死するという人もいますが、エビは経口での栄養補給が下手な生物なので餓死は考えにくいと思います。ベアタンクでRO水で飼育しない限りは水中にある養分を取り込みで成長することができます。実際にサテライト内の稚エビに餌を与えずに一週間放置しても勝手に脱皮して成長します。もちろん餌はやらないよりやった方が早く成長しますが。。。

調子の良い水槽でポコポコ孵化している水槽があるなら是非一度試してみてくださいね。

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